みなさん、こんにちは。
ここ数日で強風が吹きつけたり、朝晩で寒暖の差を感じたりと、日毎に春らしくなってきましたね。
さて今回は、矯正用や歯ぎしり用で作られたマウスピースをお持ちの方へ
マウスピースのお手入れをご紹介いたします。
1. マウスピースのお手入れって必要なの?
マウスピースには、ソフトタイプとハードタイプの2種類があります。
ソフトタイプ:ゴム製の柔らかい素材
ハードタイプ:レジンと呼ばれる硬い樹脂の素材
どちらも着色やプラークの付着がしやすく、お手入れを怠ると細菌が繁殖してしまいます。
マウスピースが原因で虫歯になってしまった!マウスピースが原因で口臭がきつくなった!なんてことにならないように気を付けましょう。
2. マウスピースの洗浄方法
マウスピースの洗浄方法としては、次の方法が挙げられます。
①水道水で優しく洗う。
マウスピースを使った後は、水かぬるま湯で指で優しく洗いましょう。力は必要ありませんよ。
その際、歯磨き粉は使用しないでください。歯磨き粉に入っている研磨剤で、マウスピースが傷ついてしまいます。
もちろん、ブラシを使用して洗って構いませんが、マウスピースは傷つきやすいので、柔らかいブラシを使いましょう。
また、マウスピースは熱さに非常に弱いです。熱湯をかけると変形してしまって、使えなくなってしまった!なんてことに注意しましょう。
②マウスピース用洗浄剤を使用する。
①のようにきちんとお手入れしていても、どうしても臭いが気になってきてしまう場合があります。
そんなときは、除菌効果があるマウスピース専用の洗浄剤を使用して、洗いましょう。
理想では、週1回を目安にマウスピース洗浄剤を使っていただけたらと思います。
洗浄剤を使用した際は、しっかりとすすぎましょう。洗浄剤が残ってしまうとマウスピースの変形といった問題にもつながってしまいます。
また、マウスピース洗浄剤にも、いろいろな種類がありますので、ぜひえびな東口歯科へご相談くださいませ。
③超音波洗浄機を使用する。
①、②とお手入れできていれば、十分なのですが、さらに!という方には、超音波洗浄機がおすすめです。メガネ屋さんでよく見かけるものですね。
マウスピース専用の超音波洗浄機が販売されているので、こちらも使用してみてはいかがでしょうか?
3. その他の注意点
①正しい歯磨き
いくらマウスピースのお手入れができていても、肝心の歯磨きがきちんとできていなくては、マウスピースをつけている間に雑菌が繁殖してしまいます。
②洗浄後の保管
ソフトタイプ:洗った後は必ず乾かし、乾いたら通気性の良いケースに入れて保管しましょう。
ハードタイプ:吸収性があるため乾燥すると変形してしまうので、容器に水を入れるなどして保管しましょう。
まとめ
今回、マウスピースのお手入れについてご紹介いたしました。
マウスピースが思ったより繊細なものだとご理解いただけたら嬉しいです。
そしてきちんとお手入れすることで、マウスピースの効果をさらに高めていきましょう。
えびな東口歯科では、マウスピースやインビザラインのご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。
TEL:046-292-5655