みなさん、こんにちは。
歯に関することわざや慣用句があることを『「歯が浮く」ってどういうこと?言葉の意味や由来をご紹介』でお伝えしました。
今回は【歯】という漢字についてご紹介いたします。
まず、読み方などはどうなっているのでしょう?
音読みが「シ」
訓読みが「は」「よわい」
部首は「は」「はへん」
総画数は「12」
ちなみに旧字だと【齒】、総画数は「15」
意味は、
①動物の口の中にあり、食物をかみ砕く白い器官
②歯のような形や働きをなすもの
③よわい、とし、年齢
意外と③の「年齢」っていう意味を忘れてしまいがちですよね。私もすっかり忘れておりました。
次に起源はどういったものでしょう?
【歯】という漢字の起源は、古代中国の文字の進化の一部として、象形文字として形成されました。
この漢字は、実際の歯の形状を模倣して表現した象形文字であり、その由来は古代中国の甲骨文字にさかのぼります。
甲骨文字は、紀元前14世紀から紀元前11世紀ごろに使用された古代の文字形で、主に卜辞や記録に用いられました。
甲骨文字の「歯」は、下顎の歯の列を象徴的に描写したものとされています。
その後、この象形文字は時間とともに簡略化され、その基本的な形状は変わらず、現代の漢字として引き継がれたとされています。
最後に【歯】を使った漢字はどのくらいあるのでしょう?
歯 齒 齓 齔 齕 齗 齘 齢 齣 齠
齟 齡 𪗱 齝 齧 齦 𪘂 齩 齬 齪
𪘚 齭 齰 齷 齲
ざっと調べて25個ありました。
恥ずかしながら、私が知っているものは8個しかありませんでした。
みなさんは何個知っていましたか?
まとめ
今回、【歯】という漢字についてご紹介いたしました。
知っていそうで知っていないことが多いなぁと私はしみじみと感じましたが、
みなさんはいかがでしたでしょうか。
このように歯に関するどんな些細なことでも、
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