「歯が浮く」ってどういうこと?言葉の意味や由来をご紹介

皆さん、こんにちは。

世の中には「歯がゆい」「歯止めをかける」「目には目を、歯には歯を」などといった歯に関することわざや慣用句があります。

その中に「歯が浮く」という表現がありますが、この意味を知っていますか?

今回は、「歯が浮く」という言葉の意味や由来をご紹介いたします。

「歯が浮く」の意味とは

「あの俳優は歯が浮くようなセリフをよく言う」なんて言い回しを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

歯が浮くという言葉の意味は、軽薄な言動に対して不快な気持ちになること、です。

聞いている側が恥ずかしくなったり不愉快になったりする言動に対して、「歯が浮く」といった言い回しが使われます。

違和感が元?「歯が浮く」の言葉の由来

先ほど「歯が浮く」の意味を紹介してきましたが、実は元々の意味は「酸っぱい物を食べた時や不快な音を聞いた時に、歯が浮くように感じる違和感」が由来と言われています。

梅干しやレモンを食べた時に、口の中がマヒしてうふわっとするような感覚になったことはありませんか?

歯が浮いてグラグラするような何とも言えない違和感から、今のように不快な感覚になることに繋がっていると言われています。

そこからさらに転じて、見え透いたお世辞に対してそう分かっていつつも指摘できない、といったもどかしさを表す表現にも繋がっていったようです。

「歯が浮く」ってどんな時に使われるの?

ここまでお話ししてきたように、「歯が浮く」というのは不快感や違和感を表す表現として使われます。

例えば、

「彼は女性に対して、歯が浮くようなセリフをよく言う」

「あの人は上司と話すときに、歯が浮くようなお世辞ばかりを言っている」

といった感じです。

時々プラスの意味で使われている場合もありますが、由来から考えても「歯が浮く」という言葉は、基本的には批判したり疑問視されたりなどマイナスな表現として使われるのが正しいでしょう。

まとめ

今回は、「歯が浮く」という言葉の意味や由来について紹介しました。

自分が無意識に「歯の浮く」ような言動を取っていないか注意しましょう。

もし、本当に歯が浮いているような感じがした際は、すぐに歯医者さんに相談してください。

歯茎が弱って歯が本当に揺れている場合もあります。

当院でもいつでもご相談に乗りますので、お気軽にご連絡ください。

皆様のご来院を心よりお待ちしております。

海老名東口歯科 スタッフ一同

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