歯周病の怖さを軽視していませんか?

「歯周病」は、虫歯に比べるとみなさんにとってなじみが薄いかもしれません。

しかし日本では35歳以上だと8割以上、小学生でも約4割が歯周病に罹患しているといわれています。なんだか、「歯周病」というとおじさんの病気というイメージをお持ちの人が多いのですが、女性はもちろん、お子さんにも無縁ではない病気です。

しかも、歯周病は痛みなどの症状がない状態で、どんどん進行するため自覚症状が出てくる頃には、かなり進行してしまっている場合が多いのが怖いところです。しかも、歯周病の影響は口の中だけにとどまりません。実は、この歯周病という病は、糖尿病、心臓病、脳卒中、慢性腎疾患、肺炎、骨粗しょう症、ガンおよび早産などの合併症を伴うことがあります。こう聞くと初めてみなさんも歯周病の本当に怖さを感じていただけるのではないでしょうか?ということで、こまめな歯磨きで口腔環境を整え、定期的に歯石を取るなどして口の中を健康な状態にしておきましょうね!