2017年3月20日

口腔外科 治療方法

☆親知らず☆

親しらずの抜歯は歯の向いている方向や深さによって、難しさが大きく変わります。親知らずが真っ直ぐ生えている場合は削ったりせずに簡単に抜けることがほとんどです。極端に斜めに生えている場合や、歯ぐきが被っている場合などは歯ぐきの切開が必要になることが多く、「歯の頭」と「根っこ」を2分割して抜歯します。抜いた後は歯ぐきを縫い合わせ終了です。
時間は切開が必要な場合でも約30分程度です。麻酔はしっかりとしますので、抜歯中に痛むことはあまりありませんが抜歯後に違和感程度の痛みは出ることはあります。抜歯後は鎮痛剤を処方しますのでご安心ください。

 

☆顎関節症(がくかんせつしょう)☆

顎関節症は症状により治療方法が異なります。
代表的な症状は口を開けると耳の前あたりから「カクカク」、「ジャリジャリ」音がする、起床後や食事中などに顎の辺りが痛い、などです。ほとんどの症状が顎の周りの筋肉のコリや関節円板とよばれる、骨と骨の間にあるクッションの動きが悪くなることで起きる症状です。治療方法は筋肉のマッサージや、マウスピースとよばれる、歯にはめる透明な装置を用います。
多くの顎関節症は偏った生活習慣、姿勢、偏食などが原因と言われていますので、生活習慣を見直すことも重要となります。

 

☆粘液嚢胞(ねんえきのうほう)☆

こどもでも多く見られる疾患であり、口をぶつけたり唇を噛んでしまうことでよくおこります。唇や舌に透明な膨らみができ、次第に大きくなります。刺激を与えると潰れますが、時間が経つとまた膨らんでくることが多いです。
治療法は切除もしくはレーザーによる凝固となります。レーザーの場合、縫合は必要ありません。処置時間は15分位で、局所麻酔で行います。

 

☆歯牙移植(しがいしょく)☆

歯牙移植とは抜歯したところに親知らずなどの他の歯を移動させることです。
インプラントのように人工物を使用せず、費用もインプラントと比較すすると負担が少ない事が特徴です。
治療方法は抜歯するタイミングに合わせ移植する健全な歯も抜歯します。抜歯した穴に移植する歯を植え込み隣の歯とワイヤーやボンドで固定します。移植する歯は根の治療が必要になることが多く、移植前に根の薬を詰めておく必要があります。固定する期間は状態によりますが2週間〜1ヶ月位であり、固定が終わった後は被せ物をいれたりし、噛み合わせを調整します。処置時間は30分位で終わりますが麻酔は必要になります。