温かい飲み物で歯がしみるときの原因とケア

11月は“歯がしみやすくなる季節”です

みなさん、こんにちは。

朝晩の冷え込みがぐっと深まり、
温かい飲み物やスープがほっと心地よく感じられる時期になってきました。
季節が秋から冬へ移り変わるこの頃は、日中の気温差も大きく、
身体もお口も小さな変化が出やすい季節でもあります。

そんな11月、実は 「歯がしみる」 と感じる方が増える時期でもあります。
「最近ちょっとしみる気がする」「前より敏感になったかも」
という違和感は、気温の変化や生活リズムの影響を受けることもあります。

今日は、そんな“ちょっとしたサイン”を見逃さないための
やさしい歯のおはなしです。


🦷 なぜ11月は歯がしみやすくなるの?

11月は気温が下がり、身体が冷えやすくなります。
身体が冷えると血流が低下し、
歯ぐきがむくんだり、歯の根元が敏感になることがあります。
その状態で温かい飲み物を口にすると、
普段は何ともない刺激でも“キーン”と感じてしまうことがあります。

さらにこの季節は、

  • 温かい飲み物

  • 熱いスープ

  • 冬の始まりの冷たい外気
    など、温度差の大きい刺激を口が受けやすくなります。

この 「冷たい → 熱い」 の変化が繰り返されることも、
しみる原因のひとつです。

また、気づかないうちに

  • 歯ぐきが下がり気味

  • 歯の表面のエナメル質が薄くなっている

  • 夜間の噛みしめや食いしばりが増えている
    といった状態が重なると、敏感さが出やすくなります。

しみる症状は「小さな変化」のことも多いので、
気になった時点がケアの始めどきです。

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季節の変わり目は、お口の状態もゆるやかに変化する時期です。
しみる症状が気になる方には、こちらの記事もおすすめです。


☕ しみるときに自分でできる、やさしいケア

軽い症状であれば、生活の中でできる工夫で
しみる症状がやわらぐこともあります。

✦ やさしく磨くクセをつける

歯の根元部分をゴシゴシ磨くと、刺激になりやすくなります。
力を抜いて、ペンを持つように軽いタッチで磨くのがポイント。

✦ 知覚過敏用の歯みがき粉を取り入れる

毎日のケアで少しずつ症状が軽くなることがあります。
継続して使うと効果を感じやすくなります。

✦ 冷たい飲み物を一気に口へ入れない

口の中の温度差をあまりつけないようにすると負担が減ります。

✦ 温度差の大きい飲食を控えめに

「キンキンの水 → 熱々のお茶」などは避けると楽になります。

✦ 噛みしめ・食いしばりに気をつける

ストレスや冷えで増えやすいので、意識して力を抜くのも効果的。

✦ 体を温める習慣も有効

身体の冷えを防ぐことは、歯ぐきの状態にも良い変化をもたらします。

小さなケアでも、続けることで歯や歯ぐきを守るサポートになります。


🌼 症状が続くときは、気軽にご相談ください

しみる原因は知覚過敏だけとは限りません。
小さな虫歯や、歯ぐきの炎症、噛み合わせの変化など
複数の理由が重なっている場合もあります。

歯科では

  • どの歯がしみるか

  • どんな刺激で症状が出るか

  • 歯ぐきの状態

  • 噛み合わせ
    などを丁寧に確認し、原因に合わせた治療やケアを行います。

「これくらい大丈夫かな?」
と放置してしまうと、季節が冬へ進むにつれて症状が強くなることも。

11月は気づきやすいタイミングなので、
気になる方は一度チェックしておくと安心です。


🧩 まとめ

11月は温かい飲み物が増える一方で、
気温差や生活リズムの変化で歯が敏感になりやすい季節です。

しみる症状は、歯や歯ぐきからの「小さなサイン」のことが多く、
早めにケアをすることで大きなトラブルを防げます。

違和感があるときや、不安な時は、
どうぞお気軽にご相談ください。
えびな東口歯科では、季節に合わせたケアも含め、
お一人おひとりに寄り添ったサポートを行っています。

📞 TEL:046-292-5655

📅 Web予約:海老名駅徒歩1分 ダイエー内の歯医者さん|えびな東口歯科