皆さん、こんにちは。
秋になり、様々な食材が美味しい時期になりましたね。
食欲の秋というくらい、ついつい食べ過ぎてしまう人も多いかもしれません。
しかし、そんなときこそ注意すべきなのが虫歯。
今回は、虫歯になる仕組みとその予防方法についてご紹介していきます。
実は毎日虫歯になっている?虫歯になる仕組みとは
タイトル通り、実は皆さん毎日虫歯になっているんです。
そもそも虫歯とは、虫歯菌が出す酸にによって歯のカルシウムが溶かされ、歯がもろくなったり穴が開いてしまう状態を指します。
その虫歯菌は、食べ物に含まれる糖質から発生し、摂取から約3分ほどで歯を溶かし始めます。これを歯科業界では「脱灰(だっかい)」と言います。
ただこうは言っても、皆さんの歯はほとんどボロボロというわけではないですよね。
「脱灰」が進むのと同時に、唾液の作用により溶けた歯の表面が修復されていきます。これを「再石灰化」と言います。
これらの「脱灰」と「再石灰化」が繰り返されているので、ほとんどの歯が虫歯になっているということにならないのです。
しかし、「脱灰」が進み過ぎると修復が間に合わず、歯に穴が開いてしまい虫歯になってしまいます。
なので、感触などで食事の頻度が高い人は虫歯になりやすいため、注意しましょう。
虫歯にならない食生活のポイント
ここまでで説明したように、「再石灰化」よりも「脱灰」が進むと虫歯になってしまいます。
それを防ぐ為に、食生活の中で注意すべきポイントがありますので、それぞれ解説していきます。
1、間食をやめる
1つ目は間食をやめることです。
何かを食べるたびに虫歯菌は発生しますので、食事の回数が増える間食は「脱灰」の頻度を高めてしまいます。
2、食後すぐ歯を磨く
2つ目は食後すぐに歯を磨くこと。
食後すぐに歯を磨くことで、「脱灰」の原因となる糖質や虫歯菌を洗い流すことが出来ます。
3、キシリトールを摂取する
3つ目はキシリトールを摂取すること。
キシリトールには、歯の再石灰化を強化する作用があります。
コンビニでよくキシリトール入りのガムなどが売っていますので、何かを食べたくなったらそういったものを食べるといいでしょう。
噛むことで、食欲も抑えることも期待できますよ。
(参考:日本歯科医師会「キシリトールについて」)
まとめ
この記事では、虫歯になる仕組みとその予防方法についてご紹介してきました。
食欲というのはなかなか抑えることが出来ません。
ですが、虫歯になってしまうとその食事も美味しく感じなくなってしまいます。
今回ご紹介したポイントをぜひ意識しながら、食欲の秋を満喫してくださいね。
もし歯の痛みや違和感を感じた方は、ちゃんと歯医者に行きましょう。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。
TEL:046-292-5655
Web予約:海老名駅徒歩1分 ダイエー内の歯医者さん|えびな東口歯科
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