みなさん。こんにちは。
夏真っ盛りの8月、熱中症予防に水分補給は欠かせませんよね。
よく夏に飲む物というと、皆さん何を想像されますか?
人によって色々あると思いますが、その中の一つである「麦茶」。
麦茶は水分補給としても優秀なのですが、実は歯にとっても非常に良い効果があるんです。
今回は、麦茶が歯にとって良い理由をご紹介していきます。
麦茶が歯にとって良い5つのポイント
麦茶が歯にとって良いポイントはいくつかあります。
特に代表的なものが5つありますので、それぞれ紹介していきます。
お茶というと他にも緑茶やウーロン茶などありますが、入っている成分が違いますのでその点は注意してくださいね。
糖分が入っていない
1つ目は、麦茶には糖分が入っていないこと。
皆さんもご存じだと思いますが、糖分は虫歯の代表的な原因です。
炭酸飲料など夏に飲みたくなりますが、それらをどんどん飲むと虫歯や高血圧などのリスクも上がってしまいます。
その点、糖分の入っていない麦茶ならゴクゴク飲んでも心配ありませんので、夏にぴったりの飲み物なのです。
ミネラルが含まれている
2つ目は、ミネラルが含まれていること。
歯茎の腫れや歯周病の主な原因は、ビタミンC不足によるもの。
このビタミンCはミネラルがないと体内に吸収されず、そのまま体外に排出されてしまいます。
そのため、ミネラルが摂れる麦茶は間接的に歯の健康を守ってくれているのです。
虫歯予防成分が含まれている
3つ目は、虫歯予防成分が含まれていることです。
この虫歯予防成分は、「ポリフェノール」と「メラノイジン」の2つ。
これらの細かい説明は長くなるので省略しますが、虫歯の原因となるミュータンス菌といった細菌が歯に定着するのを防いでくれます。
実際の実験で、麦茶をよく飲む人の口内には細菌が少なかったという報告も上がっています。
着色しづらい
4つ目は、着色しづらいということ。
麦茶は緑茶や紅茶といった他のお茶に比べ、着色の原因となるタンニンの含有量が少ないのです。
なので、歯の白さを維持したい方にもお勧めできる飲み物になっています。
カフェインを含んでいない
5つ目は、カフェインを含んでいないことです。
これに関係しているのがカルシウム。体内でカルシウムが不足すると、骨や歯から溶け出して補充されるという働きがあります。
カフェインにはこのカルシウムを輩出する働きを強めてしまう効果があり、カフェインの過剰摂取で歯がもろくなるという研究結果も出ているほどです。
緑茶や紅茶などにはカフェインが含まれますが、麦茶には一切含まれていませんので安心して飲めます。
まとめ
今回は、夏の代表的な飲み物麦茶が歯にとってよい理由を紹介していきました。
普段何気なく飲んでいる麦茶に、こんなに良い効果があると知っていましたか?
暑い夏はサイダーやコーラといった炭酸飲料を飲みたくなる気持ちは分かりますが、歯のことも考えると常飲するなら麦茶がおすすめです。
もちろん、麦茶を飲んでいれば絶対に大丈夫というわけではありません。
虫歯や歯周病などは他のことが原因でなることも多々ありますので、口内に異変を感じたらお気軽に当院までご相談ください。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。
えびな東口歯科 スタッフ一同
TEL:046-292-5655