皆さん、こんにちは。
子どもの頃に、「よく噛んで食べなさい」と言われたことがある人も多いのではないでしょうか。
最近では、よく噛むことがアンチエイジングにつながるとも言われていますね。
今回は、噛むことがどんな良い効果をもたらしてくれるのかご紹介していきます。
噛むことで若返りホルモンが増加する
結論から言うと、噛むことは若返りの一助になると言えます。
なぜなら、唾液の中に「パロチン」という若返りホルモン呼ばれるが含まれているから。
パロチンとは成長ホルモンの一種で、骨や歯の再石灰化を助けてくれたり、皮膚の新陳代謝を活発にする、筋肉、内蔵、皮膚、目や髪などの成長を促進させるといった様々な効果があります。
このパロチンは、唾液に含まれているので、よく噛むことで唾液腺が刺激され、パロチンの分泌を促すことが、若返りになると言われている所以です。
噛むことにはたくさんの良い効果がある
若返り以外にも、噛むことはたくさんの良い効果をもたらしてくれます。
その効果をいくつか紹介していきますね。
認知症予防になる
1つ目は認知症の予防になるということ。
これは、噛むという動作によって、脳へと流れる血流が増し、脳が活性化します。
認知症とは、脳への血流が遅くなったりなど異常をきたした際になるので、噛むことで血流を促進させると認知症予防につながるのです。
ガムを噛むと集中力が増すと言われているのも、これと同じ効果ですよ。
ダイエット効果がある
2つ目はダイエット効果が見込めるということです。
食事をよく噛んで食べることで、満腹中枢が刺激され、いつもより少ない食事量でおなかいっぱいと感じるようになります。
逆に言うと、早食いの人はほとんど噛まずに飲み込んでおり満腹中枢への刺激が少ないため、食べ過ぎてしまうということが起きますので、心当たりのある人は注意しましょう。
小顔効果がある
次に紹介するのは、小顔効果です。
噛むという動作は、口の周りの筋肉をよく動かすということ。
口の周りには咬筋(こうきん)や表情筋、口輪筋(こうりんきん)などたくさんの筋肉があり、よく使うことによって引き締め効果につながります。
顔が頻繁にむくんでしまうという方は、普段の食事からよく噛むように意識すると改善されるかもしれませんね。
歯並びが良くなる
噛むことは、実は歯並びが良くなることにもつがなります。
歯並びが悪い方というのは、あごの筋肉や骨が小さいためそうなってしまうことがほとんどです。
よく噛むことで顎の筋肉が鍛えられるだけでなく、顎の骨の発達も促進してくれるので、普段から意識することで歯並びにも良い影響をもたらしてくれます。
虫歯予防になる
噛むことは、実は虫歯予防にもつながっています。
よく噛むことによって唾液が多くなり、虫歯を再石灰化させる効果が上がります。
歯は物を食べたときに歯が溶ける脱灰(だっかい)とその溶けた歯を元に戻す再石灰化を繰り返しているのです。
再石灰化は唾液の成分で起こるので、よく噛んで唾液を多く出すことで虫歯予防が期待できますよ。
脱灰と再石灰化については、こちらの記事でも紹介しているので、合わせて参考にしてください。
参考記事:「食欲の秋は要注意!実は毎日虫歯になっている?」
まとめ
今回は、噛むことがもたらしてくれる良い効果について紹介してきました。
参考になったでしょうか?
噛むことはたくさんの良い効果をもたらしてくれますので、日頃から意識してよく噛んで食べるようにするのがいいでしょう。
ただし、力を入れて噛み過ぎると、歯が欠ける原因にもなりえます。
歯が欠けると、その部分から虫歯になりやすくなりますので、もしそういった事態になったらすぐに歯医者さんに連絡してください。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。
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