お正月は要注意!詰め物が取れた時の対処法

明けましておめでとうございます。

皆さん、体調はお変わりなくお過ごしでしょうか?

年明けに日本人が良く食べるものといえば、「お餅」ですよね。

私も良く食べますが、実はこのお餅が原因でよく起こる歯のトラブルがあります。

それは「詰め物が取れる」こと。

そこで今回は、歯の詰め物が取れてしまった際の対処法についてご紹介していきます。

本当にお餅で詰め物が取れるの?

皆さんの中にも、「お餅で詰め物が取れた」という話を聞いたことがある人もいるかもしれません。

実際に1月はそういったご連絡が多いのも事実。

ではお餅だけが原因かというとそうではなく、詰め物の接着剤の劣化によるものが多いです。

他にも、虫歯が進行し詰め物との隙間が空いてしまったことなども原因に挙げられます。

お餅の粘着性だけで詰め物が取れてしまうことはめったにありません。

では、詰め物が取れてしまった時の対処法について、次から紹介していきます。

詰め物が取れてしまった時の対処法

詰め物が取れてしまった時の対処法として、まずは取れてしまった詰め物自体を洗って保管しましょう。

破損していなければ、そのまま付け直すこともできる可能性があります。

自分で再度詰め直すことも可能ですが、再度取れて歯茎を傷つけてしまったり、飲み込んでしまう危険性がありますので、無理にやるのは止めましょう。

それから、すぐにかかりつけの歯医者に行くようにしてください。

詰め物が取れてしまったところは、歯の内側の象牙質が露出してしまって、非常に虫歯になりやすい状態です。

今は痛みが無くても、時期に出てくる可能性がありますので、すぐに治療してもらうようにしましょう。

詰め物が取れた時にやってはいけないこと

詰め物が取れた時に、やってはいけないことがあります。

4つほどご紹介しますので、歯の詰め物が取れた時はやらないようにしましょう。

1、硬い食べ物を食べる

1つ目は「硬い食べ物を食べる」こと。

詰め物が取れた歯は、内側が空洞になっている状態です。

そのため、硬い物を噛むと歯が欠けたり割れたりする可能性がありますので注意しましょう。

2、熱いものや冷たいものを口に含む

2つ目は「熱いものや冷たいものを口に含む」こと。

詰め物が取れた歯の内側は沿いげ室がむき出しになっており、刺激に敏感に反応してしまいます。

つまり、冷たさや熱さが非常に沁みますので気を付けてください。

3、自分で接着剤を付ける

3つ目は「自分で接着剤を付ける」ことです。

歯科用でない接着剤を使用すると、歯自体を痛めたり、歯茎の炎症などを引き起こしてしまう可能性があります。

無事に付けられたとしても、中の様子を把握することはできませんので、非常に危険です。

4、詰め物を捨てる

最後は「取れた詰め物を捨てる」こと。

詰め物は取れてしまっても、再度接着できる可能性があります。

捨ててしまうと、再度作り直すことが必要になり時間がかかってしまいますので、なるべく受診時に持っていくようにしましょう。

まとめ

今回は、詰め物が取れてしまった時の対処法についてご紹介してきました。

参考になったでしょうか?

お餅以外にも、キャラメルなどでも同様なことが起きた事例があります。

詰め物が取れてしまっても、慌てず捨てないように保管し、すぐにかかりつけの歯医者で受診しましょう。

皆様のご来院を心よりお待ちしております。

TEL:046-292-5655

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