皆さん、こんにちは。
今年は、6月から30度を超える日が続いており、マスクもしているせいか普段以上に暑く感じる日が続いていますね。
こんな暑い日には、水分補給がとても重要なのは言うまでもありません。
ですが、実はこれが原因で夏になりやすい歯の病気があります。
それは、「酸蝕症」です。
今回は、夏にその酸蝕症が起こりやすい理由と対策についてご紹介していきます。
歯を溶かしてしまう「酸蝕症」とは
酸蝕症とは、文字通り酸が歯を蝕んでしまう症状のことです。
余り機器なじみがないかもしれませんが、酸蝕症は生活習慣病の1つに入っています。
なぜ酸が蝕むのかというと、歯の一番外側を覆っているエナメル質は酸に弱い性質を持っています。
そのため、虫歯のように黒くなったり部分的に穴が開くこともなく、全体が溶けていくので目視では気づきにくいという特徴もあります。
府鬱は、虫歯菌が産生する酸によってエナメル質が溶け、歯の内側に入り虫歯になるのがほとんど。
これがなぜ夏に起こりやすいかというと、暑い夏によく飲む炭酸飲料やスポーツドリンクのほとんどが酸性だからです。
それら以外にも、ワインや柑橘系のジュースなども酸性の強い飲み物なので、酸蝕症の原因になりえます。
夏はこまめな水分補給がとても重要ですが、摂取のしすぎにも注意が必要ですね。
酸蝕症にならないための3つの予防方法
そうは言っても、これだけ暑ければ清涼感のある飲み物が飲みたくなるのは当然です。
そこでここからは、酸蝕症にならないための予防方法を3つご紹介していきます。
①酸性のドリンクを飲んだ後にうがいをする
1つ目の方法は、酸性のドリンクを飲んだ後に水やお茶でうがいをすること。
特に塩分やミネラルを補給できるスポーツドリンク等を飲む方は多いと思いますので、それらを飲んだ後に可能ならうがいをしましょう。
水やお茶は中世なので、口の中の賛成を洗い流してくれます。
②摂取量を減らす
2つ目は、摂取量を減らすことです。
単純な話ですが、酸性のドリンクの摂取量を減らせば、口の中が酸性になる時間を減らせますよね。
③長時間口に含まない
3つ目の方法は、酸性のドリンクを長時間口に含まないこと。
炭酸のシュワシュワ感を感じる為に口に滞留させるのはNGです。
飲むときは素早く飲むことを意識しましょう。
まとめ
今回は、夏に起こりやすい歯の病気「酸蝕症」についてご紹介してきました。
誰にでも起こりうることですが、特に子どもはいたずらに炭酸を口に含んだり、ジュースを飲む機会が多いので注意が必要です。
逆に、大人の場合はビールなどでもなりやすいので、「急に沁みるようになった」と感じた方は、一度かかりつけの歯医者に相談してみましょう。
えびな東口歯科では随時ご相談を承っておりますので、酸蝕症が気になる方はお気軽に一度ご相談ください。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。
TEL:046-292-5655