『歯とホームラン』
〜オモシロ歯ばなし

<たかのこういち(著)>

 

地球上で、いちばん噛む力が強い動物は、なに?

ライオン? 象? ゴリラ?

いえいえ、違います。ワニがいちばん。
サメも強いですが、動物ではワニです。

 

さて、2020年、東京オリンピック・パラリンピックが近づき、アスリートの皆さんは、日々練習に励んでいます。アスリートにとって大事なのは、なんといっても「歯」。

ここぞっの瞬間、ギュッと歯を噛みしめる。

これが非常に大事。

高校野球で注目の清宮幸太郎くん、バットを振る瞬間に、歯をギュッ!! サッカー全日本の原口元気選手、シュートを打つ瞬間に、歯をギュッ!! そういえば、世界のホームラン王、元ジャイアンツの4番バッター、ダイエーホークスの監督をしていた王貞治さん、ホームランを打つたびに「歯をギュッ」と、噛みしめていたので、後に歯がボロボロだった、と聞きます。

「そうですね」と、えびな東口歯科の宮川院長。

「だから、海老名の野球少年、サッカー少年、子どもたちの歯をしっかり守ってあげたいんです」。
日々の歯磨きだけでは、どうしても守り切れない。
定期的に検査検診をして、子どもたちを、ワニのように強い歯にしたい。そう言います。