歯茎の話

今日は歯茎の話をしましょう。先日テレビを見ていたら、セネガルの美人の条件のひとつに「黒い歯茎」というのがあるというのでびっくりしました。

歯茎が黒い方が歯の白さが際立って美しい、ということのようです。

ですから、セネガルには、歯茎に入れ墨を入れるそうです。炒った豆の黒い粉を歯茎に浸透させ着色するんだそうです。ところ変わればいろいろな美の基準があるんですね。

さて、とはいえ、普通にしていて歯茎が黒いのは歯周病が進行している可能性があります。歯茎の奥深くまで歯周病が進むと歯茎から出血することが多くなり、歯垢と血液が混ざることで黒い歯石になります。

歯茎の内部が黒ずんでいたら早めにご相談ください。

他には虫歯治療の際に被せ物や詰め物として使用した金属が、溶け出すことで歯茎が黒く見えることもあります。保険適用の金属は強度が弱いため、酸化または腐食しやすいのです。

のため長い期間歯茎に接触すると、その成分が少しずつ溶けて染み出し歯茎にその色素が溜まってしまい、結果黒ずんでしまうことも。気になる方はこうしたご相談にものらせていただきますので、お気軽にご来院ください。