2017年3月20日

審美歯科 治療方法

審美歯科では詰め物や被せ物の治療方法をご紹介したいと思います。

 

セラミックインレー

歯との適合性が良く隙間が少ないため虫歯になりにくい材料です。また金属と違い、歯と化学的に接着するため外る可能性も少なく、透明感もあるため自分の歯と馴染みます。
セラミックは表面がつるつるしているため汚れがつきにくい事も特徴です。

 

ハイブリッドインレー

セラミックとレジン(プラスチック)を混ぜた材料です。金属は使用していないため金属アレルギーの心配はありません。セラミックインレーと同様虫歯になりにくく、外れる可能性も少ないですがプラスチックが入っているため強度が少し劣ることと、数年で変色してくる事がデメリットです。

 

ジルコニアセラミッククラウン

ジルコニアとは人工ダイヤモンドと言われるほど強く、軽く、美しく、体に優しいセラミックのことです。スペースシャトルの外壁や医科では骨の代替材料として人工関節としても使用されています。

透明感があり自分の歯と違和感なく馴染みます。また強度があるためブリッジや奥歯の治療でもおすすめです。金属を全く使用していないため金属アレルギーの心配もありません。

 

セラミッククラウン(E-max)

セラミッククラウンは透明感が強いため見た目が綺麗に仕上がります。また金属を全く使用していないため金属アレルギーの心配もありません。強度も十分ありますがジルコニアセラミックと比較すると少し劣ります。奥歯の治療でも安心して使用できますが長いブリッジなどでは割れる可能性があるため使用できない場合があります。

 

CADCAM冠

2014年に保険導入された白い被せ物です。適応部位は中央の前歯から数えて上下の4、5番目のみとなります。また例外として金属アレルギーの患者様では奥歯でも適応になる場合もありますので詳しくはスタッフまでお尋ねください。

◯メリット  :保険適応のため安価、見た目が綺麗、金属を使用しないため金属アレルギーの心配がありません。

△デメリット :強度が銀歯やセラミックより弱いため、すり減りやすく割れやすい。ブリッジや力の強くかかる歯には使えません。色が単色で透明感もありません。セラミックではないため数年で変色してきます。

 

ラミネートベニア

ラミネートベニアとは主に前歯で「付け爪」のようにセラミックを貼ることで治療する方法です。これにより歯の色や、形を綺麗に変えることができます。すきっ歯やホワイトニングで色が満足いかなかった方に最適です。

治療法は約0、5mm歯の表面を削ります。削る量が少ないため麻酔をしなくて済む事も多いです。当日は仮歯をセットし、次回ベニアをセットして完了です。

◯メリット  :歯を削る量が少ない、、セラミックのため変色しない。治療期間が短い、ホワイトニングでは効果のない強い変色歯でも治療できる。

△デメリット :歯並びや歯の向きまでは大きく変えることができない、噛み合わせの状態で適応でない場合がある。

 

セラミック矯正

セラミック矯正とは矯正などで歯を動かすのではなくセラミックを被せたり貼ったりすることで歯並びを綺麗にする方法です。セラミックを被せるために歯を削ることが最大のデメリットになりますが、矯正に比べ短期間で治療を完了することができます。また、歯の形、色を理想的に変える事も可能であり、前歯の一部分のみを治療する事も可能です。

歯並びを良くすることは見た目をを良くするだけでなく、咀嚼(そしゃく)機能や消化機能を向上させたり、笑顔に自信が持てたりと心身ともに健康にすることができます。歯並びの整った歯はけケアしやすくなり歯を大切にするモチベーションにもつながります。

☆こんな方にオススメ☆

  • 短期間で治療を終えたい方。
  • 一部のみ見た目を綺麗にしたい方。
  • 以前にホワイトニングをしたが納得の効果が得られなかった方。